最近心がけ始めていることは、
「嘘をつかないこと」。
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4月に入ってから、かなりつらいことがあって、
持ち直してはまた落ちて、を繰り返してきました。
そんな疲れた心に響いたのが
の一節。
本の中で「5戒の瞑想」というものが出てくるのですが、
その5戒とは、
1、殺さない
2、盗まない
3、嘘をつかない
4、不倫をしない
5、飲酒や麻薬などで酩酊しない
その中でも、「嘘をつかない」
という部分が特に心に響きました。
あざむけば、あざむかれます。
ダマす人は、やがてダマされます。
・・・
人と人との関係を根底で支えているものは、愛と信頼です。
・・・
言い訳をしたり、嘘をつきたくなったりする場面は多々ありますが、
「因果はめぐる」と心得て、嘘をつかなくてもよいように、
頭を使うことです。
・・・
たとえば、ものすごく急ぎの仕事をしているときに、
誰かからの電話があり、
「今、話している時間がないな」
と思ったときなどは、
「今、来客中なので」などとうそをつかず、
「今、ちょっと手が離せないので、すみません」
とだけ答えて、嘘をつかない戒を守るのです。
一度嘘をついてしまうと、
その後もツジツマを合わせるために嘘を重ねていかざるを得なくなります。
これで安眠できるでしょうか。
決してほめられることではありませんが、
私は、少々親との関係が複雑なこともあり、
親に対しては嘘をつくことが少なからずありました。
どんな事情があれど、嘘はよくないのかもしれません。
しかし、自分の中では、親との関係に関しては
「嘘も方便」という言葉を都合のいいように解釈し、
嘘をつくことを正当化してきた気がします。
でも、この本を読んで、
「ダマす人はやがてダマされます」
という言葉が突き刺さりました。
そこからは、できるかぎり嘘をつかない、
言い訳したくなる場面では、
嘘をつかなくてもよいように、頭を使う。
これを実践し始めたところです。
そうすると、ほんとに心が救われる気がするんです。
「ダマす人はダマされます」
この言葉を胸に刻んで、これからも正直に生きていきたいです。
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