借金だらけの貧乏医師(旧 貧乏医学生)の雑記ブログ

どうしても医師になりたくて、医学部再受験しました。合格と一緒に借金2000万もついてきました。初期研修医を終え、貧乏後期研修医やってます。少しずつ借金を減らしています。

奨学金を多数借りている私が考える、奨学金を借りるメリット・デメリット

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奨学金」で検索してこのブログに来てくださる方が

少なからずいるので、奨学金ネタを。

 

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ブログタイトル下の説明文や、自己紹介を見てもらえばわかる通り、

私は奨学金を約2000万円借りています。

 

というか、正確にいえば、

これから借り続ければ、卒業までには約2000万円に到達します。

 

・内訳としては、おおまかにいうと、

日本学生支援機構の第2種奨学金(利子あり)

地方自治体の勤務で返すタイプの奨学金(決められた年数勤務すれば、返済免除)

地方自治体の奨学金(無利子)

 

といった感じです。

 

さて、さっそく、私が考える

奨学金を借りるメリットデメリットを。

 

メリット

いわずもがな、私の場合、

この奨学金があるからこそ、

大学に通い続けることができています。

 

それくらい、私大の医学部の学費はアホみたいに高いです。

 

また、これは医学部に限った話になりますが。

今、「地域枠」を設けている医学部が多いです。

また、地方自治体独自でこういった奨学金を設けているところも

大分増えています。

 

これは、決められた地方自治体で決められた年数働くことで、

学費相当の奨学金をもらえる場合もありますし、

そこまではいかずとも、月々それなりの金額の奨学金をもらえます。

 

働く場所に特にこだわりのない方、

逆にこの地域の医療に貢献したい!

という思いのある方にはぴったりかと思います。

 

メリット、以上。←すくなっ

 

デメリット

 

これもいわずもがな。

奨学金=借金です。

 

大学を卒業して1,2か月もたてば、返済が始まります。

 

当たり前ですが、返さなければならないのです。

 

利息つきのものであれば、

当然、利息も払わなければなりません。

 

つまり、借りた金額よりも多くの金額を払わなければならないのです。

 

私は、日本学生支援機構奨学金の一部を生活費として使っています。

 

毎月1回、口座に振り込まれます。

 

恐ろしいことに、毎月振り込まれていると、

だんだんと、このお金が自分のお金のような気がしてきます。

 

あくまでも、一時的に借りているだけなのに、

返さなければいけないものなのに、

まるで収入であるかのように錯覚してくるのです。

 

これは、ただ単に私がだらしない性格だからそう感じるのかもしれません。

 

でも、毎月当たり前のようにお金が振り込まれる状態って、

実は怖いことだなって、最近感じます。

 

 

だって、100%完璧に返せる保証はないわけです。

自分が病気になって働けなくなるかもしれないし、

命が突然絶たれるかもしれない。

 

よく、これだけの借金を抱えている私に、

「医者になれば返せるから大丈夫だよ~」

という人がいます。

 

言っているほうは悪気はないのはもちろんわかります。

 

医者は、それなりの収入を確保できるから、

返していけるよ、という意味でいっているのもわかります。

 

でも、もし自分に何かあったとき、

保証人の方に迷惑がかかることになるわけです。

 

大体、奨学金は保証人を2人必要とするものが多いです。

 

連帯保証人1人。

それとは別生計の保証人一人。

 

大体連帯保証人は自分の親。

もう一人の保証人は、別生計の兄弟姉妹がいれば兄弟姉妹。

いない場合は、親戚や知人など。

 

だれに頼むにせよ、

保証人になっていただく際には、

大きなリスクを背負っていただいているわけです。

 

日本学生支援機構奨学金の場合には、

保証人が見つからない人のために、機関保証制度というものを用意しており、

保証料を支払うことによって、保証人がいなくても奨学金を借りることができます。

くわしくはこちら。

奨学金Q&A〜機関保証制度〜-JASSO

 

 

まとめ

 

ずらずらと書きましたが、

借りなくて済むなら、借りないのが一番。

それが奨学金だと思います。

 

だって、借金ですから。

 

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