実家に帰省していました。
帰るたびに感じること。
母が少しずつ小さくなっているように感じる。
4年前の自分は、自分のことで精一杯だったけれど、
今は周りに目を配れるようになったのだろうか。
4年前の3月11日。
私は再受験の真っ只中でした。
国公立の後期試験を受けに行くところだった。
東京に向かう高速道路を走っていた時に地震が起きました。
今まで体験したことのない揺れ。
これはもしかしたらここで死ぬのかもしれない、
と思ったのを覚えています。
なんとか東京駅までたどり着いたものの、
そこから身動きがとれず、東京駅構内ですごした3月11日の夜。
忘れられません。
うちの実家も被災地にあります。
ありがたいことに実家はほとんど被害もなく、
家族も無事でした。
あれから4年。
日々の中でどうしても薄れてしまいがちな気持ち。
いまこうして医学生をやれていること。
家族が無事で元気でいること。
自分が健康で過ごせていること。
全てが奇跡の連続なんだ。
生かされているんだ。
有難い。
ありがたい。
ありがとうございます。